top of page
color_bar03.png

メッセージ

わたしたちは当団体代表の西から、「表現することは生きることそのもの」であり、違いがあるからわくわくするような、素晴らしい表現が生まれるのだということを、身体を通して学んできました。

みんなのダンスフィールド設立時は共創的な身体表現の実践例はほとんどありませんでした。この20年あまり、社会に拓く努力を重ね、表現活動が制約される環境に生きる人も含めて共に創り合い、年に1回のパフォーマンスや教育・福祉現場でのワークショップを実践してきました。設立より20年以上が経過した今、拓き始めた共創の萌芽を、さらに力強く牽引するため共創表現ファシリテータの人材育成を行います。あらゆる人にとって表現が当たり前の権利となり、それぞれの原風景となるような体験になることを願います。

color_bar03.png

「のはら共創」ファシリテーショングループ

あらゆる人にアートはそよぐ ーのはら共創ー

あらゆる人が、生き生きと自己を表現し、生命的なつながりから創造が展開する時空間。それが「のはら」です。

個性かつ共創。私たちはこの新しいアートを「のはら共創」と呼びます。本グループは、社会の様々な場所に

「のはら」を拡げるべく個性豊かなファシリテータらが集合し、2021年12月に結成されました。

color_bar03.png

メンバー紹介

西先生HOME.png

代表/理事長

のはらチーフファシリテータ

西 洋子(にし ひろこ)

東洋英和女学院大学教授。専門は身体表現論、舞踊学。博士(学術)。お茶の水女子大学・同大学院で舞踊学を学び、子どもの創造的な身体表現、精神科入院病棟での身体表現の実践を重ねる。「のはら」をメタファーにさまざまな個が変容する身体での共創表現を構想し、1998年からコミュニティでのインクルーシブダンス「みんなのダンスフィールド」を開始。 国内外での上演活動に加えて学校や福祉施設、ミュージアムや被災地、公立劇場でのワークショップを積極的に展開。国立民族学博物館客員教授(2008-2012)、早稲田大学理工学術院客員教授 (2008-2018)、共創学会副会長(2017-)、東京芸術劇場「東京のはら表現部」チーフファシリテータ(2019-)。

秋田先生.png

副理事長

のはらファシリテータ

秋田 有希湖(あきた ゆきこ)

鶴見大学短期大学部准教授。お茶の水女子大学同大学院で上演舞踊学を学び修士号を取得。保育・教育現場での身体表現研究を進めながら被災地や公立劇場等で多様な人々とのWSを重ねファシリテーションを磨く。障害者就労支援センターでのワークショップを行う(2021-)。

oomura2.JPG

スタッフ

のはらファシリテータ

大村 恵(おおむら めぐみ)

渡米してN.Y.やL.A.のスタジオで2年間ダンスを学び、帰国後はプロダンサーとして活動。空中パフォーマンスを修得して表現の探求を続け、またNESTA-PFTとして幅広い層への運動指導を行う。現在は障害を持つ者の家族として自助グループ活動に携わりながら、「のはらハみどり」でファシリテーションの実際を学んでいる。

S__48734227.jpg

スタッフ

のはらファシリテータ

遠田 ひな乃(とおだ ひなの)

大学在学中に、文部科学省の海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」の11期生としてカナダに留学し、インクルーシブな表現を自ら求めて、多様な方々と行うダンスや演劇など複数の活動に参加。
現在は勤務している福祉施設で表現芸術クラブを立ち上げ、多くの仲間と活動しながら「みんなのダンスフィールド」「東京のはら表現部」でファシリテーションを学ぶ(2022-)。

藤原さんプロフィール写真.jpg

スタッフ

のはらファシリテータ

藤原 明莉(ふじわら あかり)

舞台や映像等の現場経験を経て、2017年より演劇教育の講師として教育機関や地方等で子供たちへの演劇指導を行っている。現在、障害を持つ方と創る舞台芸術のサポートや自らも行動援護従業者として日々障害を持つ
方々と関わり
を深めている。2023年より「みんなのダンスフィールド」にてインクルーシブダンスのファシリテーションを学ぶ。

221204_水村プロフィール.jpg

スタッフ/理事

のはらコーディネータ

水村 麻理恵(みずむら まりえ)

芸術と社会のつながりを模索し英国に留学。現地でインクルーシブダンスカンパニーのワークショップ、パフォーマンス制作に携わる。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ応用演劇科修士修了。「NPO法人みんなのダンスフィールド」「東京のはら表現部」等 でファシリテーションを学ぶ(2019-)。特別支援学校の子どもたちとのワークショップを行う(2021-)。

三輪先生.jpg

副理事長

のはらアドバイザ

三輪 敬之(みわ よしゆき)

早稲田大学名誉教授。専門は共創学、生命表現論。博士(工学)。 植物や人間の生命的コミュニケーション、影メディアの開発、てあわせ表現の計測と解析の研究を牽引し、「共創表現」の重要性を国内外に発信、先導的役割を果たす。ジェノバサイエンスフェスィバル(イタリア)でShadow AwarenessⅡ(Dual2010)を上演、総指揮をとる。 2012年より東日本大震災の被災地(石巻・東松島)でのワークショップを西洋子氏とともに継続中。2017年4月共創学会を設立し会長に就任。

NPO情報

color_bar03.png

目的

この法人は、広く一般市民を対象に、生き生きとした身体での表現を創り合う活動を通して、年齢や性別・障害の有無にかかわらず、あらゆる人が互いの個性を尊重し、創造的で包容力のある共創社会の実現と、それに寄与する人材の育成を目的とする。

役員

理事長:西 洋子
副理事長:三輪 敬之、秋田 有希湖
理事:
大村 恵
監事:千葉 遥

​みんなのダンスフィールドの

はじまり

color_bar03.png

1998年春、ビデオ『からだや動きで表現するために』(ジエムコ出版)の制作を通して、初めて出会った6人の子どもたちが、自分たちでアイデアを出し合いながら『キャンディ・レイン』という作品を創りました。共に表現する活動を通して、お互いの違いに大いに戸惑い、違いがあるからこその良さに気づき合いながら、自由な身体表現が次々と生まれました。彼らは自分達のグループを[スタート]と名づけました。「僕たちのここから、新しい何かがはじまるといいな・・・」そんな思いが託されています。それから3ヶ月ほど経ち、[スタート]の活動に触発された幼い子どもたちを中心に、表現経験の豊かな大人も加わって、[ククー]というグループが生まれました。最初に創りあげた『くじらとくらげの物語』の「く」と「く」をとって[ククー]なのですが、「Co・Coo」で「一緒に、もっと一緒に・・・」という願いも込められています。この2つのグループが定期的に活動を続けるようになり、1999年の9月に初めてのパフォーマンスをひらこうとした際に、それまで見学していたメンバーのお母さんたちやお父さんたちが「舞台に上がってみたい」と目論み、結成されたのが「ま~まれ~ど+ぴくるす」です。そして2001年。もっと小さいこどもたちのグループができました。それが「ジャンプ」です。「ジャンプ」は幼稚園の年長組から小学校3年生までのこどもたちと、大人のメンバーから構成されています。メンバーも少しずつ入れ替わってきた2003年の春、さらに新しいグループが生まれました。「はるぐみ」です。「はるぐみ」は幼稚園の年中組から小学校1年生までの、活動に参加して間もないこどもたちのグループです。2002年初夏、私たちの活動の全てを統一する名称を【みんなのダンスフィールド】としました。

bottom of page