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【レポート】「のはらハみどり」第2期 Cコース第4回報告(2022/12/18)

今回のCコース(ファシリテータ育成講座)は,大学生から社会人の方まで,みんなのダンスフィールドメンバーとあわせて12名の方にご参加いただきました。

最初は「自分でつくる小さなのはら」というテーマで、ワークショップの振り返りを行いました。

参加者からは、下記のような意見が挙げられました。


・Aコースのワークショップが始まる前に、実習生の方が子どもたちと沢山鬼ごっこをしていた。ワークショップの地均しをしてくださっていて、素晴らしいと思った。


・グループワークのときに、参加者の一人がずっと同じ方向を指して、他の参加者がそこから動けなくなっていたところ、ファシリテータの秋田先生が「ああ、こっちにもある!」と(違う方向を指して)声かけをされ、表現が広がっていった。こういう風に考えを変えられるようになりたいと思った。


続いて、本講座(全4回)の成果発表として「ファシリテーションリレー」を行いました。

グループに分かれ、「海に飛び込む」等の一文からスタートし、順番にマイクを受け渡して声かけをしていきます。

実際に行ってみると「飛び込む」といった動作を直接的に表す言葉を使ってしまいがちで、表現を広げることが難しかったです。


そこで西先生が、「『海に飛び込みます』と相手を直接的に動かす声かけと『皆広い海が見えるよ、うわすごいね、砂が熱いよー』と海の情景を創って海に入りたくなるような声かけでは、同じ『飛び込む』でも表現の質が違う。皆がそうしたくなるような、情景や世界を創っていく声かけを入れてみましょう。」とアドバイスをされました。


上記を意識しすぎてしまって前より上手く行かなかった、という声もありましたが、全体的に動きがより豊かになり、面白い表現が出てきました。


最後は遠田 ひな乃さん(のはらファシリテータ)のプレゼンテーションを行いました。

遠田さんは、「障害者だけを取り上げた芸術活動を見せるのではなく、社会の全体像を見せていきたい。色んな人がいて豊かな社会/のはらになっていく。」ということを社会に伝えていきたいとお話されました。

遠田さんらしい、芯のある清々しいご発表でした。


(集合写真撮影:みどりアートパーク 小野 明男館長)


本講座は、今回が第2期最終回でした。

改めましてご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!


▼本講座は、現在第3期の参加者を募集中です。

障害やファシリテーション経験の有無に関わらず、多様なバックグラウンドの方々からのお申込みをお待ちしております!


(文:水村 麻理恵/写真:水野 伊吹)

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