【レポート】「のはらハみどり」Cコース第4回報告(2022/7/17)

今回は初参加の方も含めて13名の方にご参加いただきました。

劇場関係者の方や芸術大学の学生の方にもご参加いただき,社会のファシリテータ育成への関心の高さを感じる回となりました。


みんなのダンスフィールドのメンバーも交え,ワークショップをファシリテーションの視点から振り返り,グループディスカッションを行いました。

実習生からは下記のような意見が挙げられました。


・ファシリテータの声かけ

イメ―ジのしやすい分かりやすい言葉を選んでいたのが良かった。

・ファシリテータの目が沢山ある

誰かが必ず,サポートが必要な誰かを見るという良い関係性が全体で出来ており,場を心地良くしていた。

・ファシリテータと参加者の境目が無い

言葉はファシリテータが発しているが,そこに境目は無く自然と馴染んで(皆と)一体的になっているのが素敵だった。


続いて,本講座(全4回)の成果発表として「ファシリテーションリレー」を行いました。

グループに分かれ,一人20秒くらいずつ声かけをしていきます。


一人ずつファシリテーションの機会があると知り,最初は皆さん戦々恐々としていましたが,マイクを一度持てば皆ファシリテータ!緊張に臆せず素敵な声かけが溢れました。


天気が悪くなってきた。雨かな~蛙さんになろう!

空になんだか綺麗な星がたくさん!皆で星を掴んでみましょう。皆でキラキラキラ~。


実習生からは,「自分で思っていることと身体でやることが全然一致しなくてすごい難しいと思った。90分(ワークショップ1回分)回すことを今自分ができるか(難しい)と考えて,この機会を良い機会だと思って自分でワークショップが出来たらという気持ちになった。」という感想をいただきました。


最後はみんなのダンスフィールドメンバーの千葉 遥さんのプレゼンテーションを行いました。


千葉さんは車いすユーザーで小学校2年生の頃からダンスフィールドの活動に参加されています。千葉さんは自らファシリテーションを行ったワークショップでの経験を通して,日常の悪い癖が無意識にワークショップで現れてしまっていることに気が付いたそうです。

本来であれば表現を広げるのがファシリテータの役目であるのに,障害のある方に対して無意識に差別的な考え(身体が動かないからここまでの表現しかできない)が浮かび,その中で何ができるかという考えに至ってしまった,とお話されました。


この経験を通して,千葉さんは普段の生活から考えを変えていかないとけないと考え,まずは私生活から言動を見つめ直す(例:自分主体の発言を控える等)ことに努めるようになったそうです。千葉さんのダンスフィールドでの学びがよく分かるプレゼンテーションでした。


(集合写真撮影:みどりアートパーク 政本 美紀)


本講座は,今回が第1期最終回でした。

私自身も「ファシリテーションの大切な要素とは何か」について,4回の講座を通して実習生の皆さんから多くのことを勉強させていただきました。

ご参加いただいた皆さま,誠にありがとうございました!


▼本講座は,現在第2期の参加者募集中です。

「のはらハみどり」第二期参加者募集

ファシリテーションが初めての方から実践のご経験を持つ方まで,障害や経験の有無に関わらず多様なバックグラウンドの方々からのお申込みをお待ちしております!


(文:水村 麻理恵/写真:水野 伊吹)

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