3月14日(日)、友人2名と身体表現ワークショップを行いました。
個人でワークショップを行うという新しい試みであり、実施を通じて、ファシリテーションに関して多くを気づくことができました。
その中で、2点ほど特徴的な気づきがありましたので、ご報告いたします。
① 【部分的身体からも素敵な表現が生まれるという気づき】
② 【対話と表現が類似しているという気づき】
まず、今回のワークショップの流れを簡潔に述べます。
初めに、自由に身体を動かしウォーミングアップをしたあと、
のはらをイメージし、最後に座位でてあわせを行うプログラムを実施いたしました。
① 【部分的身体での表現】
ワークショップ内でのてあわせにおいては、ほぼ腕のみが用いられました。しかしながら、画面上にはダイナミックに映っていました。必ずしも身体全体を用いずとも素敵な表現が生まれることがわかりました。
参加者の方からも、腕の動きに集中することができるので、表現の幅も広がり、他者にも意識を向けやすくなっていたとの声があがっていました。
★ワークショップ内でのてあわせの様子
② 【対話と表現の類似】
今回のワークショップ内では、ことばでのやりとりが何度か見られました。
表現が終わったあとの意見交換でも、話題が様々に広がり、当初の予定よりも時間が大幅にのびるという結果になりました。
意見交換の場では、相互に感覚を探っていくような、身体表現ファシリテーションと近い感覚を得ることができました。
こういったことから、ことばでのやりとりを通じてもお互いに開かれた関係性を築いていくことができるのではないかと感じられました。ファシリテーションにおいても、同じように開かれた関係性を築くことができれば、『自発的に素敵な表現が生まれてくるのではないか』というような示唆が得られました。
このように、今回の個人ワークショップは、ファシリテータとして大変実り多いものでした。
そのため、ファシリテーションの在り方について様々な角度から考えを深めることができました。
最後に、今回ワークショップに参加してくださったお二人に深く感謝申し上げます。
(上田 翠)
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