4月24日(土),みんなのダンスフィールドはアーツカウンシル東京の助成を受け,
ワーク・イン・プログレス「共創表現ファシリテーションに挑む」研究会
「わたしのからだは,いつだって表現している」
第4回を開催いたしました。
石巻「てあわせ・のはら」の皆さま,アートマネジメント関係,福祉関係の方など,
今回も多くの方々にご参加いただきました。
皆さま,誠にありがとうございました。
最終回となる今回では,みんなのダンスフィールドのメンバー5名(水野伊吹さん,加藤芳史さん,水村麻理恵さん,千葉遥さん,上田翠)が,
各自オンラインで実施した共創表現ワークショップの様子を発表し,ディスカッションを行いました。
発表では,各メンバーがオンラインでファシリテーションを行うことの難しさと向き合い,オンラインならではの実践を試みていました。その結果,オンラインに特徴的な表現を発見した,共創表現を通じて新たな関係性を築くことができたという報告があがっていました。そして,今後の抱負として,共に創り上げるという感覚をより大切にしていきたい,通信環境の影響や表現する空間の物理的な制約といった,オンライン特有の課題を超えていきたい,といった希望が語られました。
ディスカッションでは,コロナ禍やコロナ後の実践について考える良い機会となりました。まず,コロナ禍でもファシリテーションを継続していくことが重要であるという話題がありました。これに関連し,石巻「てあわせ・のはら」の方々から,コロナ禍でも活動を続けているというお話を伺うことができました。そして,共創表現を通じて築かれてきた関係性も話題にあがり,これまでもこれからも,いただいたご縁を大切につないでいくことが大事であることを,改めて気付かされました。
また,発表の合間には,「てあわせ」を行いました。参加者それぞれが,のびのびとその方らしい表現をされていました。
今回にて「共創表現ファシリテーションに挑む」研究会
「わたしのからだは,いつだって表現している」
は終了となりますが,
今後ともみんなのダンスフィールドでは,
共創表現ファシリテーションの実践や勉強会を行っていきます。
改めまして,ご参加いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。(上田)
研究会(Zoom)での「てあわせ」の様子▼
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