1998年春,ビデオ『からだや動きで表現するために』(ジエムコ出版)の制作を通して,初めて出会った6人の子どもたちが,自分たちでアイデアを出し合いながら『キャンディ・レイン』という作品を創りました.共に表現する活動を通して,お互いの違いに大いに戸惑い,違いがあるからこその良さに気づき合いながら,自由な身体表現が次々と生まれました.彼らは自分達のグループを[スタート]と名づけました.「僕たちのここから,新しい何かがはじまるといいな・・・」そんな思いが託されています.

 

  それから3ヶ月ほど経ち,[スタート]の活動に触発された幼い子どもたちを中心に,表現経験の豊かな大人も加わって、[ククー]というグループが生まれました。最初に創りあげた『くじらとくらげの物語』の「く」と「く」をとって[ククー]なのですが,「Co・Coo」で「一緒に,もっと一緒に・・・」という願いも込められています.

 

  この2つのグループが定期的に活動を続けるようになり,1999年の9月に初めてのパフォーマンスをひらこうとした際に、それまで見学していたメンバーのお母さんたちやお父さんたちが「舞台に上がってみたい」と目論み,結成されたのが「ま~まれ~ど+ぴくるす」です。「甘いだけじゃダメなんだよ,人生はすっぱかったり・にがかったり・・・」そんな声が聞こえてきます.

 

 そして2001年.もっと小さいこどもたちのグループができました.それが「ジャンプ」です.「ジャンプ」は幼稚園の年長組から小学校3年生までのこどもたちと、大人のメンバーから構成されています。

 

 メンバーも少しずつ入れ替わってきた2003年の春,さらに新しいグループが生まれました.「はるぐみ」です.「はるぐみ」は幼稚園の年中組から小学校1年生までの,活動に参加して間もないこどもたちのグループです.

 

 メンバーは,グループごとに活動することもありますが,グループにかかわらず,柔軟に構成される多様なユニットでも表現を行います.

 

 2002年初夏,私たちの活動の全てを統一する名称を【みんなのダンスフィールド】としました.この名称には,年齢や性別やからだの大小や障害の有無に関わらず,すべての“みんな”が自分のからだで自由に創造し,共に表現を創り合う場でありたいという,この活動への私たちの願いが込められています.同時に,身体表現による inclusive な実感や経験を生かして,それぞれがいろんな形のinclusive fieldを,地域社会で築いていきたいという希望を表しています。

​みんなのダンスフィールドとは

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