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執筆者の写真NPO法人 みんなのダンスフィールド

みどりアートパーク・オープンデー(2023年10月7日)

更新日:2023年10月16日


気持ちの良い秋晴れの日、みどりアートパーク・オープンデーにて、「のはらハみどり」ステージパフォーマンスが行われました。


会場に来ることができた方にも、来られなかった方にも、「のはら」を感じてもらいたい。

パフォーマンスの様子をぜひご覧ください!

                    (写真:東洋英和女学院大学 三上 慧准教授)

私たちは、今年は3歳から70歳台の方まで、性別や年齢、体の大小や障害の有無にかかわらず、みんな一緒に踊ります。タイのお友達も一緒です!


さあ、はじまるよ。

ここはどこかの海。波の音がしてきました‥

不思議な岩があるよ。波が、ばしゃ〜んと岩にぶつかって‥

かわいいうみのいきものたちが、海の中で遊び始めたみたい。

                    (写真:東洋英和女学院大学 三上 慧准教授)

お魚やカニ、口をガブガブ開けているサメさん、あっ!ちょうちんあんこうもいる!

ぐにゃぐにゃタコさん、遊び疲れて寝ていたら、空の凧さんやってきた。

僕たちも空で遊びたくなっちゃった。待って〜

                    (写真:東洋英和女学院大学 三上 慧准教授)

静かな空

たなびく雲

                              (写真:藤原 明莉)  壮大な海、風、自然、そして人間の強さや美しさを感じる作品です。

                              (写真:藤原 明莉) 

空は時に雷や嵐にもなります。

カミナリの大将や仲間たちが元気に動き始めました。

                 (写真:みどりアートパーク小野 明男 前館長)

嵐が去って静かになった街。

ふと空を見上げると、大きな「カイト」

小さい頃に見たような景色。 空高く飛んでいる‥


みんなで空にあるものになって踊ります。

鳥、トンボ、雲、飛行機、夜空の星、気球、‥

皆さんそれぞれの表現や表情が生き生きと光ります。

一緒に木や風になり踊っていると、同じ地球に生きている喜びを全身で感じるようです。

ステージから溢れんばかりの躍動が広がります。

観客の皆さんとも同じ空の下でつながり、遠くの空の人たちとも、空の「のはら」で繋がったような時間でした。

                   (写真:みどりアートパーク小野 明男 前館長)


さて、つづいては、小学校6年生の村田奈々香さんが、素敵な作文を朗読してくれました。

                   (写真:みどりアートパーク小野 明男 前館長)

“仲のいい世界にするためには、みんなが自分と違うだけで距離を置いたりせず、コミュニケーションをとることが大切”

“インクルーシブダンスに参加して、障害のある人や歳の離れた人とも仲良くなることができた。そんなインクルーシブダンスを、自分の周りからひろめていきたい”という真っ直ぐで力強いスピーチでした。


最後はみんなで、「てあわせ」をします。

相手を感じながら、一緒に動いたり、くっついたり離れたり、思いつく動きで踊ったり、時に溶け合うように、てあわせをします。観客の皆さんとも「てあわせ」でつながれたようで嬉しかったです。                

                   (写真:みどりアートパーク小野 明男 前館長)

「のはらハみどり」をこれからもよろしくお願いします!


このオープンデーは、みどりアートパークの10周年のお祝いでもあり、

「すべてのみんなが一緒に生きる(共生共創)」をテーマに掲げた催しでした。

今年度のみどりアートパークでの「のはらハみどり」ワークショップはあと、11月5日(日)、12月17日(日)を予定しています。申し込み・詳細はこちら

皆さんのご参加・ご見学心よりお待ちしています。

                                 (文:大村 恵)

                 

            

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