「てあわせのはらinあつぎ」第3弾(2025.5.3)
- NPO法人 みんなのダンスフィールド
- 5月11日
- 読了時間: 3分
穏やかな風が心地よく吹き抜けていく気持ちの良いお天気の中、厚木市文化会館で「てあわせのはらinあつぎ」第3回目が開催されました。

まずは、広いのはらへおさんぽ。
自由に歩いたり、誰かと一緒にスキップしたり今日もたくさんの人に出会えますように・・・
おさんぽに疲れたらひと休み。仰向けになって、空の方へ手を伸ばすと、どんな景色が見えるかな?
優しい風を感じながら、誰かと一緒に揺れてみたり止まったり好きな方へと身体を動かします。

心と身体が温まってきたら、私の手とあなたの手をあわせた、てあわせ。
手は離れていても大丈夫。また出会えます。

皆で丸くなり、大きなのはらができたら、誰かを誘っててあわせ。
てあわせをすると、心が弾み、身体がさまざまに動きます。

身体をたくさん動かした後は少し休憩。
すると、だんだんお部屋が暗くなって・・・
影の世界へとたどり着きました。

大きな影に小さな影。近づいてみたり、離れてみたり・・
「私はど~こだ?」「見ぃつけた!」
影ともお友だちになりました。

壁一面には、さまざまな模様が映し出され、影との表現を自由に楽しみました。

影の投影では、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターの加藤健治先生、霜鳥大希さんが愛知から駆けつけてくださりました。
加藤健治先生と霜鳥大希さんは、パリ・パラリンピックの文化イベントでもご一緒させていただきました。
※パリの様子はこちらからどうぞご覧ください!
このような形でまたお会いできることはとても嬉しいですね!

影とたくさん遊んだ後は、海のおはなしです。
「青いヤドカリ」(作:村上康成)をみんなで見ました。

だんだん波の音が聞こえてきて、風も感じます。
波や風を感じながら、身体を揺らしたり、寝転んだり・・・
ライトの光に当たる布は、きらっと輝き、まるで太陽の光に当たった水滴のよう。

そしていよいよ海の冒険へ!
海には何があるかな?
身体で表現する海の世界がとても素敵だったので、4グループに分かれてそれぞれの海をじっくり見たり、感じたりして楽しみました。
繊細な水しぶきの一瞬から、力強く押し寄せる波の躍動までそれぞれの表現に宿っており、とても感動的でした。

最後に・・・
ワークショップにご参加いただいた方から、当日の様子を描いたイラストを送っていただきました。ワークショップの雰囲気が生き生きと伝わってきて、イラストを見る度に心が温かくなります。
今回のワークショップには、約30名の方がいらっしゃり、年代も1歳~70代と幅広い世代の方にご参加いただきました。
また、厚木市文化会館での開催は今回で3回目となり、初めての方や継続してご参加くださっている方々などさまざまな出会いがあり、とても嬉しく思っています。
私は、厚木市の温かく和やかな雰囲気がとても好きで、ワークショップの度に心が温かくなります。
また、みなさまとお会いできることを楽しみにしています。
(文:井出 真結子、写真:厚木市文化会館・みんなのダンスフィールド)
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