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[交流]「銀河の里」の方々との交流(2019/4/28)

4/28(日)に岩手県花巻市にある「銀河の里」から、職員の板垣さん、菅野さん、川戸道さん、今野さんが、みんなのダンスフィールドの活動にいらっしゃいました。


「銀河の里」は、広大な敷地の中で、高齢者福祉事業サービス、障がい福祉サービス事業等を展開している施設です。こちらでは、「絵画や絵本、バンド、和太鼓、舞踏」等の表現活動が日常生活の中で行われています。


「銀河の里」とのご縁は、東洋英和女学院大学の死生学研究所の公開講座に、板垣さんがいらして下さったことがはじまりで、2015年2月には西先生と三輪敬之先生(早稲田大学名誉教授)が「銀河の里」を訪れて職員の方々を対象に「てあわせ」の研修を行っています。

また、今回いらした方々は「てあわせ表現ワークショップ てあわせ・のはら」や、その中でのファシリテータ講座、共創学会の年次大会にも継続的に参加され、勉強を重ねられています。


昨年の11月に東松島で行われた「てあわせ表現ワークショップ てあわせ・のはら」(主催:てあわせ表現 石巻/東松島)では、共に参加者として「銀河の里」の皆さんとみんなのダンスフィールドのメンバーがご一緒させて頂き、和太鼓を無心で叩き、皆で踊りました。和太鼓と共に行ったてあわせは迫力のあるもので、みんなのダンスフィールドのメンバーにとっても、大変印象深いワークショップでした。「このワークショップの後、ワーカーの方(施設の利用者の方)が、比較的長い期間、穏やかに生活されたんですよ…」というお話を板垣さんから伺いました。


こういったこれまでのつながりの上に、今回は、就労支援施設で行われる表現活動の新たな取り組みのために、花巻から東京まで遥々いらして下さいました。

この日は、みんなのダンスフィールド「春の交流会」でしたので、たくさんの多様な人々で一緒に表現を行った後、「銀河の里」の方々と、みんなのダンスフィールドからは西先生、三輪先生、スタッフ3名で、お互いの活動の課題や、何気ない疑問、各々に感じている悩みなど、2時間にわたってじっくりと話をしました。


「(こうやって人前で表現することが)何で恥ずかしいのかな」

「盛り上がり過ぎてしまうと、お互いが心地よく感じられる終わらせ方がわからない」

「ファシリテータは楽しんでいるだけで良いのだろうか」

「表現ってなんだろう…」

「この場のことだけではない、(表現の場があることで)日常が変わる」

「対等であること、そこから初めて気づくことがたくさんあるのでは」


答えの出ない問いがたくさんありましたが、お互いに表現に真剣に向き合う姿勢か感じられる、深い議論となりました。日常生活の中で表現を実践していらっしゃる「銀河の里」ならではの貴重なお話や、職員の方々の深い思いを伺えたことは、みんなのダンスフィールドにとって、大変貴重な機会となりました。「銀河の里」の皆さま、本当にありがとうございました。


ぜひ、今後も交流を続けていきましょう。次は、みんなのダンスフィールドのメンバーが

「銀河の里」を訪れ、皆さまと交流できればと思います。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。(村中)

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