「のはらミライinあつぎ」(2025.8.12)
- NPO法人 みんなのダンスフィールド
- 8月15日
- 読了時間: 3分
更新日:8月16日
「久しぶりに上を見たような気がします。
子どもたちといると、下を向いてばかりいるような感じがしてて・・・。
とても気持ちが良かったです、ありがとうございました。」
終わったあとの感想で、お母さんが言ってくれたこの言葉にとっても嬉しくなりました。
みんなで手を空に大きく伸ばして、たくさん笑ってみんなで笑顔に!
それが「のはらミライinあつぎ」なのです!

8月12日、わたしたち「みんなのダンスフィールド」は神奈川県厚木市で4回目となるワークショップを開催し、1歳~80代まで30名ほどが参加しました。
今回は、これまで「てあわせのはらinあつぎ」(取材:厚木市文化会館)に参加された方がファシリテータや運営メンバーとなり、「みんなのダンスフィールド」の主催で企画しました。

わたしたちが大切にしているのは、身体で出会い、表現し、感じるなかで、ひとりひとりに何かが生まれ、育まれていくことです。
「てあわせ」は、当団体代表の西が20年以上にわたり創りあげてきた身体表現です。
でも、「てあわせ」ってなんだろう?
最初はちょっぴり恥ずかしいかな?苦手だったりしないかな?
わたしの勝手な思い込みでした。
「てあわせ」って、うまく言えないけれど、言葉を超えて心が通じ合う「心のことば」だと思うのです。
わたしは今日も感じることができました。
これって、すごいことだと思います。

今回は、「親子コース」と「おはなし会」、「ゆったりコース」の3部構成でした。
未就学の親子を対象とした「親子コース」は
自然豊かな厚木の美しい風景をイメージして、心も身体も思いっきり解放しました!
そして、夏と言えば・・・花火!
厚木の花火大会のように大きくて綺麗な花火を、わたしたちは表現しました。
子どもたちも大喜びです!いや、それ以上に大人たちが大はしゃぎでした!

「おはなし会」では、運営メンバーの木戸一総さんが、想いを込めてお手紙にしてくれました。
「わたしはダンスは上手にできません みんなの前では緊張して動けなくなります
去年 はじめて 厚木で てあわせダンスをしました
安心して 幸せな気持ちになりました
てあわせをすると ほっとして 楽しい気持ちになります
元気がない時も 手あわせをすると 不思議だけど元気になります
ダンスをした日は良い1日になります
まだ てあわせダンスを知らない人にも教えてあげたいです
心配な人も 大丈夫ですよ
ダンスフィールドの仲間が優しく手をあわせに来てくれます」
年齢を問わずどなたにもご参加いただける「ゆったりコース」では、厚木を流れる相模川のように、のびやかな時間を楽しみました。
子どもからシニア世代まで、笑顔の絶えない時間が流れました。

今回も温かく素敵な時間を過ごすことができました!
ありがとうございました!
わたしたちは、これからも厚木で皆さんにお会いしたいという想いから
次回のワークショップを11月9日(日)の午後、厚木市文化会館で開催します!
そして・・・、新たな参加者の皆さんにお会いできることも楽しみにしています!
わたしも初めて参加した時のことは、よ~く覚えています。
緊張して一人で隅っこに座っていたら、「一緒に”てあわせ”しましょ!」と
ファシリテータが声をかけてくれました。
嬉しさと、恥ずかしさと、でもやっぱり嬉しい気持ちになりました。
優しく温かいファシリテータが、皆さんを待っています!
(文:福地 洋 撮影:みんなのダンスフィールド)