東京都立矢口特別支援学校アウトリーチWS(2025/9/26)
- NPO法人 みんなのダンスフィールド
- 14 時間前
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みんなのダンスフィールドは、今年度、東京都で行っている「「インクルーシブな学び」プログラム事業」の協力団体として、都内の特別支援学校でアウトリーチワークショップを行っています。
気持ち良い秋晴れだった9月26日、矢口特別支援学校でワークショップを行いました!
中学3年生の皆さん30名、先生方10名程がご参加くださいました。
みんなのダンスフィールドからは、藤原さん、小西さん、水村の3名でお伺いしました。
矢口特別支援学校は、2年程前に建て替えられたばかり。とても明るく綺麗な校舎です。
体育館は天井が高く広々としていて、とても気持ち良い空間でした!
ワークショップが始まる前から、生徒さんが吹き抜けの小窓から顔を覗かせてくれました。
皆どんなことをするんだろう、とそわそわしながら体育館に到着..!

まずはのはらにお出かけ。ゆったりお散歩したり、スキップしたり、誰かと一緒に歩いたり。普段の体育館から、ちょっとのはらに行けたかな。

みんなで床に寝転びストレッチ。空高く、窓から差し込む光がとても綺麗でした。
心と身体がほぐれてきたところで、「てあわせ」。
皆はじめてのてあわせに興味津々。どうやってやるのかな。まずは一緒にやってみよう!
お友だちとゆったりてあわせをしたり、ぐーっと力強く押してみたり、メリーゴーランドのように回ってみたり、、皆の思い思いのてあわせが素敵でした。

その後、皆で大きな円になって行った「てあわせのはら」では、藤原さんのリードから皆が絶えず、前に出てきてくれました。いつ次の活動に移ろうかなと思うくらい、私たちとも、お友だちとも沢山てあわせをしてくれました。
沢山動いた後は、みんなのダンスフィールドのメンバーの小西さんと、矢口特別支援学校の校長でいらっしゃる阿出川先生にお話いただきました。
なんと阿出川先生は、小西さんが中野特別支援学校に在学していた当時、同校で教えていらっしゃいました..!20年ぶりにダンスフィールドの活動を通して、お世話になった先生と再会することができて、私たちも嬉しい気持ちでいっぱいです。
小西さんもワークショップの感想を寄せてくださいました。
中学3年生が全体的にオープンだったので「てあわせのはら」でのびのびと「のはら」らしさを感じました。
校長の阿出川先生と再会しました。
私の母校・中野特別支援学校(旧・中野養護学校)の在校当時に居た先生でした。
阿出川先生が校長になっている事に驚きました。
私があの当時とは大きく変わって見えたのか、阿出川校長から驚きや感心が見えました。
「そんな自分を大きく表現しなければ!」と自分を奮い立たせました!
奇跡のご縁の1日でした。
私は自分がファシリテータとして前に出て表現する事も考え、自分なりに行動しました。
「てあわせのはら」で立ち上がり、中央に出て手合わせ表現する機会を伺った事も有りました。今後の課題として、学校の全員を巻き込んで明るくし、気持ち良く「手合わせ」や「身体表現」を実施していきたいです!(小西 光)

最後は皆で「ありがとう」とハイタッチでご挨拶をして、ワークショップを終えました。
生徒さんは皆やわらかな雰囲気でありながらも真っ直ぐで、「表現したい!」「前に出たい!」という気持ちをひしひしと感じました。またお会いできることを願って、次回のワークショップではぜひ、矢口特支の皆さんといろいろな創作を楽しみたいと思います!

実施まで細やかに調整くださった西巻先生はじめ、当日あたたかくサポートしてくださった先生方、沢山てあわせしてくれた生徒の皆さんに心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!またお会いできるのを楽しみにしています!
(文:水村 麻理恵・小西 光/写真:藤原 明莉・矢口特別支援学校)
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